主に中国人グループによるとされてきたピッキングが、日本人にも広がり始めている。急増する被害を減らすため、昨年9月に総合対策本部を設置した警視庁が17日まとめた統計によると、全体の発生(認知)件数は減少しているものの、摘発された容疑者のうち日本人の割合は昨年の26%から今年は33%になった。「ネットでやり方を学んだ」と供述している日本人容疑者もいるという。 同庁によると、昨年1?8月、都内のピッキング被害は毎月1000件前後発生。しかし対策本部設置後は毎月減少し、今年3月には244件となった。「パトロール強化や警察署間の連携といった施策のほか、不審者の通報など地域住民の協力が功を奏した」(捜査3課)としている。(時事通信社)