偽装結婚事件の日本人2被告、中国人ピッキング盗支援 更新: 04/03/2001
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福岡市内などのマンションを狙った中国人の窃盗グループは、玄関かぎを特殊金属棒を使って開けるピッキング盗で、昨年8月の約3週間に34件、1400万円相当の犯行を重ねていたことが福岡県警の1日までの調べで分かった。福岡市・中洲を拠点とする中国人犯罪組織のリーダー男性(32)(傷害容疑で指名手配)が、中国人との偽装結婚を仲介した日本人グループに、中国人グループの滞在用マンションや犯行に使う車と運転手を準備するよう指示、短期間での犯行を可能にしたとみられる。県警は、日中連携グループの実態解明を急いでいる。
調べによると、窃盗グループの男性4人(いずれも起訴済み)は、昨年8月上旬、福岡に来た際、リーダーに部屋の確保を頼んだ。
リーダーは、仲間の同県篠栗町高田、会社員桜庭文生被告(32)(偽装結婚事件の電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪で起訴済み)に、自宅マンションを滞在先として提供させた。4人はマンションを拠点とし、約3週間滞在。また、4人は「マンションの下見や犯行の際、地理が分からないので運転手が欲しい」と要求し、住所不定、無職折田頼昭被告(60)(偽装結婚事件で起訴済み)が運転役を引き受け、狙うマンションを乗用車で探し回るなどした。
4人は8月22日夜、福岡市博多区対馬小路や同市東区馬出など3か所のマンション室内に侵入し、ノートパソコンなど計約90万円相当を盗み、拠点のマンションに戻った。東京都内で起きた殺人未遂事件の関連捜査で訪れた県警捜査員らが盗品を見つけ、同夜、窃盗、住居侵入容疑で逮捕。同16日夜、同市東区土井のマンションでもパソコンなど37万円相当を盗んでいたことも分かった。
さらに、余罪を追及したところ、同市や太宰府、大野城両市のマンションで、多い時は一晩に5、6件、計30件の盗みを繰り返したことを認めた。4人は「現金計200万円のほか、パソコンやデジタルカメラ、腕時計など約900点を盗み出し、滞在先に運び込んだ」と供述しているという。
桜庭、折田両被告は以前、福岡市・中洲地区でスナックを経営し、客として来店したリーダーと知り合ったという。県警は、リーダーがスナックの客に暴行、けがをさせたとして、指名手配している。