カギを開ける特殊工具のピッキングを使ってマンションなどで盗みを繰り返していたとして、兵庫、徳島両県警は十九日までに、窃盗などの疑いで、住所不定、無職林同勇容疑者(29)ら中国人男女五人を逮捕した。林容疑者らは兵庫や鳥取、岡山県などで計約二百六十件、被害総額約一億七千万円相当の犯行を自供しているという。
調べによると、林容疑者らは昨年九月四日午前、尼崎市元浜町四のマンションの会社員宅にピッキングを使って侵入。現金約二十七万五千円のほか、腕時計など貴金属七十二点(時価約九十八万円相当)を盗むなどした疑い。
五人は昨年五月ごろから、神戸市内のマンションなどで盗みを重ねていたが、同八月、グループ内のけんかが原因で二つのグループに分散。兵庫、徳島県警がそれぞれのメンバーを逮捕し、共同で裏付け捜査を進めていた。調べに対し、林容疑者らは「盗んだ金は生活費に充てていた」などと供述しているという。
(神戸新聞掲載日: 20010319 )