<ピッキング>16都府県で10人が230件、計1・5億円盗む(毎日新聞)



 福岡、大分、広島3県警共同捜査班は7日、99年4月〜今年2月に16都府県でピッキング盗を繰り返していた住所不定、無職、小島恵一被告(51)ら10人を窃盗罪などで逮捕・起訴したと発表した。空き巣など230件(被害額計1億5200万円相当)の自供のうち、立件したのは28件(同約3800万円)。

 起訴状によると、小島被告ら3人は昨年8月1日、大分市のマンションの部屋にピックと呼ばれる金属棒でかぎを開けて侵入、印鑑や預金通帳を盗んだ。3人のうち無職の男(65)が同日、福岡県前原市の前原郵便局で、この部屋から盗んだキャシュカードを使い現金を引き出そうとし、前原署に窃盗未遂容疑で逮捕された。男がグループの存在を供述した。

 グループは小島被告がリーダー。大半は刑務所で知り合った仲。メンバーの1人が錠前技術者の講習会(参加費25万円)に参加、ピッキング技術を習得した。盗んだ金は小島被告が分配し、メンバーの弁護士費用などに使っていたという。

[毎日新聞6月7日] ( 2001-06-07-18:59 )