サムターン回しで、空き巣狙い100件 男ら3人を逮捕−−警視庁 /東京

 警視庁捜査3課は1日、住所不定の無職、稲林佑一(23)と、いずれも中国籍で埼玉県戸田市下戸田1の無職、陳忠飛(25)と陳玉珠(36)の3容疑者を住居侵入と窃盗容疑で逮捕したと発表した。
 玄関にドリルで穴を開けて開錠するサムターン回しの手口を使い、今年3月から埼玉など関東4県で計約100件、2000万円相当の空き巣狙いを繰り返したとみて余罪を追及する。【草野和彦】(毎日新聞)


複雑に針金折り曲げドアに痕跡残さず 新手口侵入犯逮捕

 埼玉県内のマンションに不法侵入したとして、警視庁は6日、東京都足立区加平3丁目、無職山城満容疑者(57)と中国人2人を住居侵入容疑で逮捕したと発表した。山城容疑者らは、複雑に折り曲げた針金を十数本持っており、「昨年末から東京や千葉などで約100件の盗みをやった」と供述している。針金でドアを開けたとみられる手口は1月ごろから関東周辺で出始めており、同庁は、ほかにもこの手口を使うグループがいるとみて調べている。

 捜査3課によると、この手口は、針金をドアのすき間から差し込み、ノブ内側のつまみに針金を引っかけるようにして開ける。ドリルでドアに穴を開けて特殊な工具を入れて開錠する「サムターン回し」とは違い、ドアノブ周辺に痕跡が残らない。犯行後は、ひもをつまみに引っかけてドアを閉め、施錠してからひもを抜き取っていくため、被害に気づかない住民が多いという。

 調べでは、山城容疑者らは4月8日午後4時すぎ、埼玉県川口市内のマンションの鉄さくを乗り越えて敷地内に侵入した疑い。今年1月、大田区内で別の住居侵入事件があり、その時に目撃された車からこのグループが浮上。現場マンションに侵入したのを捜査員が確認し逮捕した。(朝日新聞 15.5.7)